★ 恋は夜空のジグソーパズル ★

お店の中は、まるで僕が彼女を泣かしたみたいな雰囲気が漂い、彼女は僕の前から姿を消していたので、チーフが心配して僕に話し掛けてきました。


「なにかあったんですか?」

「ちょっとした相談事で…」

「そうですか…」

「別に僕は泣かすような事を何もしていないから…」


僕にとってこのお店は…
というよりもお店にとって僕の存在は…
超のつくほどの上客でした。


時々、暴言を吐く客や、酔っ払う客もいたりして、こんな雰囲気になる事もあったのですが…
今回は僕が当事者になっているもんだから、チーフは立場上尋ねただけでした。