「あんだけ毎日来てたくせに。 急に来ぇへんくなるなら何か言ってけよ」 あたしの目の前に立つ璃久のシャツの裾をギュッと掴んだ。 「じ、じゃあ、また行ってもいい?」 「……好きにすれば」 いいの? 「まだ追いかけてもいい?」 「はぁ。好きにせぇや」 いいの? 「……彼女じゃないのに?」 本当にいいの? そんな事、言ったらあたしもっとウザイくらいに 行っちゃうよ? 追いかけちゃうよ? 璃久に彼女が出来ないように邪魔だってしちゃうんだもん。 それでも、迷惑じゃない?