【完】すき、好き、大スキ。




悩み過ぎて、軽く頭痛が襲ってきた頭を抱えながら
ベッドへと倒れ込んだあたしの部屋のドアが軽くノックされた。


勿論、そのノックに返事はしない。


頭の中はいっぱいだし。

頭も痛いし。



お母さんと話す余裕なんて、ない!



そう思ってるのに、ノックはしつこく続いて。



「何!?」



半ばキレ気味に返事だけした。


静かにドアが開き、
パタンと閉まる音と同時に聞こえてきた



「……お前、親にいつもそんな返事してんか?」



って、低い呆れた声。



うつ伏せに寝ていたあたしは、
ガバッと起き上がって振り返って……驚いた。



「り、璃久ー!?」