「本間は参考書とかの方がえぇんやろうけど」 「ぬぁ!?」 俺がボソッと言うと、 梢は一気に顔を歪ませた。 「そんな誕生日プレゼント絶対ヤだ」 やろなぁ。 俺も、そんくらい想像つくわ。 それに 「お前、就職決まったやんけ」 「あ、そうだった! なら参考書なんてもういらないじゃん!」 って、気付くのも遅っ! やっぱり、こいつ阿呆やわ。