「は? このクソ寒いのに公園? お前、阿呆ちゃうか」 ほら。 言われちゃった。 「ご、5分でいいの! お願い!」 目の前で、掌を合わせ頭を下げた。 お願い、そうしなきゃこのケーキが無駄になっちゃうもん! 目を瞑り、心の中でも必死にお願いしたのが効いたのか。 「……5分だけやからな」 ボソッと聞こえた言葉が あまりにも嬉しくて飛び上がってしまった。 そして、 「ギャー!」 とすぐに叫び声に変わってしまった。 だってケーキの存在忘れてたんだもん。 形崩れてなかったらいいんだけど。