オバカなあたしは、塾前で大人しく璃久を待つ。
たった1日で我慢の限界に達したなんて、何とも情けない話。
笑うにも笑えないよ。
「あ、璃久!」
塾から出て来た璃久に声をかけると
何ともまぁ、面倒臭さそうな顔してくれちゃって。
別にいーんだけどね。
「今日は来てたんか」
ボソッと呟いた言葉を見逃さなかったよ、璃久!
今!!!
“今日は”
って言ったよね?
言ったよね!
って事は昨日、来てなかったことわかってくれてたんだぁー。
たった、それだけの言葉に舞い上がり
さっきの面倒臭そうな璃久の顔も忘れ満面の笑みを零すあたし。
わーい♪
大進歩じゃん!

