「まぁ、まぁ、取り合えず良かったじゃん」
「……何が!」
あたしの機嫌は、まだ悪いまま。
「神楽弟にかまってもらえて」
ぬあ。
絶対、おかしいと思うんだ!
だって、あたしは璃久より年上なわけで。
って、まぁ……全然、年上ぽくないんだけど。
それでもさ、この“かまってもらえた”的なのは、どうなのよ!
おかしくない?
たーしーかーにっ!
かまって貰ってるんだけど。
……いや、違う!
あたしは、かまってもらうだけじゃ駄目なんだ。
せめて対等に扱ってもらいたいよ、友達にくらいは。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…