120%恋愛

「あ、倫太郎じゃーん。彼女?」










そう言って話しかけてきた、茶髪の先輩らしき人。








「こっちは彼女の杏菜で、こっちは杏菜の友達の桃葉ちゃん。」








「へー。よろしくね?」









そう言って握手を求めてきたけど、
私はなんとなくどう接していいか
わかんなくて、倫くんを見た。









「おい、龍、桃葉ちゃん困ってんだろ。」









「怖がり?」








そういってクスクス笑うその人。









私のその人への第一印象は、
怖い感じの感じ悪い人、だった。