....ん?この声、なんか聞いたことある。

顔を見上げると、目があった。


「美紗ちゃん…なのか?」


「えっ?!どうして?!」


思わず後ずさりをする。


「待ってくれ!」


40代半ばのおじさんが、私の腕を掴む。


「いやっ…離して!!!」


「よかった、会いたかったよ、美紗ちゃん」


いや、いや、いや…!!


だって、そいつは…