「そうよ〜。 きっとあの子も大学でサッカーしたいはずなんだけど、 多分わたしがここに一人になることを気にして言わないのよ。」 光太郎のお母さんとお父さんは 小さい時に離婚していて 光太郎はお母さんに引き取られた。 それからずっと二人暮らしで お母さんには迷惑かけたくないって光太郎は色んなことを一人で頑張っていた。 「でも、専門でもサッカーは出来るからって。 光太郎はここに残りたがってました。」 「多分、マコちゃんが大学に行くって聞いたら 光太郎もそうするんじゃないかな。」