「じゃあ、ちょっと早いけど ばぁちゃんそろそろ帰って来るから、 戻るか。」 「うん!そうだね。」 残ったお菓子は全部わたしにくれた。 「帰ってお母さんに相談してみな。 それから周りの奴らにも、ちゃんと言えるといいな。」 わたしは、大きく頷いた。 ほんの少しの時間だけど こんな時間が今のわたしにとっては とてつもなく大切だった。