青の、果実。


次の日も幡山くんは学校には来なかった。


やっぱり体調が悪いのかと思い
幡山くんに連絡をした。



“体調大丈夫?”


こんな文しか打てなかったけど
わたしなりに色々考えて送った文章。



メールの返信は返ってこなかった。



気付かないうちにわたしは幡山くんの
席ばかり見つめていたみたいで、



「そんなにあいつがいねぇのが気になるのかよ。」


と、隣から光太郎が呟いた。


やっと口を開いてくれたかと思えば
皮肉な言葉で。


「そんな事ないけど…。」



光太郎との距離は開きっぱなしで
どうしても上手いこと会話が出来ない。