『輝夜が暮らす世界へ 私も…行ってみたいな…』 「きっと連れて行くよ」 カーテン越しに届く 穏やかな月の光。 この光に癒されるのは 輝夜が言っていた 希望の光のおかげなのかな。 辛いことがあっても 悔しいことがあっても 穏やかな月の光は 必ず、明日へと導いてくれる。 …今夜はたしか……満月! 輝夜と出逢ってから お月様と話してないな。 お月様、輝夜に逢わせてくれて ありがとう。 『…輝夜…眠くなっちゃった』 「安心しておやすみ ずっと見守ってるから…」 『うん…ありがとう……』