腹黒王子様とお見合いした結果



「俺はまだまだガキってことか」


「そうですよ、蓮見さんは子供です」


「だから、それやめろって」


くるりと反対を向かされて唇が重なった。


好き、なんて気持ちはどこにもないのに。


温かくて、優しくて。


いつまでもしていたい、なんて正直思ってしまうくらい。


「お前結婚しても俺の事ずっと名字で呼ぶつもりか?」

「あ、陸人..さん」

「次から名字で呼びやがったらこうだからな」

「きゃっ..あははは、ちょっとやめてくださいよっ!あははは」

「お前細すぎ、ちゃんと食ってんのか?」

「く、食ってる、食ってます!あはは、食ってるから、
こちょがすの、やめてくださいっ!」


私の言うことをちっとも訊いてくれない陸人さん。


二人でそのままベッドに倒れこんだ。