「あ、あの..」 スプーンをおいて立ち上がる。 蓮見さんもお父さんもみんなが私を見ている。 どうしよう、でも正直に言わないといけないよね 「あの、私」 「もしかして、今更結婚が嫌になったのかい?」 信じられない言葉が飛んできた。 声の主は長男、海人さん。 「それとも肝心の婚姻届を持ってきていない、とか?」 「それはそれは、とんだ花嫁だな」 「こら、二人とも!やめなさい」 「いえでもお母さん、こんなお嫁さんが家に嫁いできたら 蓮見家も先が思いやられますよ」