「そりゃあ兄さん。俺たち、夫婦になりますから」
ふわっといきなり肩を抱かれて引き寄せられた。
私ってば何どきどきしてるんだか…
「この前初めて会ったばかりだというのに、しかも高校生なんて。
お父さんは一体何を考えているのやら」
「そうですね、俺にもよく分かりませんが。
でも俺たち、相性はいいたみですよ」
ちょ、ちょっと蓮見さん!何言っちゃってくれてるの?
相性って私たち、まだ何もそんな変なことしてないよ?
「それはそれは。まぁ、前の彼女みたいなことに
ならないといいけどね」
空人さんは笑顔を崩すことなく蓮見さんの肩を叩いて
客間へと行ってしまった。
「蓮見、さん?」
「ああ悪い、行こうか」
前の彼女の事ってなんですか?
一体何があったんですか?


