腹黒王子様とお見合いした結果



いきなり立ち上がると、私の手をいきなり握ってきた。
最初は嫌だったくせに、いつの間にか嫌悪感はなくて。
ううん、それよりも繋がれた手にドキドキしながら陸人さんの後に続いた。


ゲーセンに、ボウリング。行先はまるで高校生が行くようなところばっかり。

おまけに、


「どうだ!すごいだろ、俺!」


蓮見さんはゲーセンでものすごい記録を叩きながら自慢したり、
ボウリングでストライクが続くとガッツポーズで私に自慢するし。



そう、ようはどこに行っても何をしても自慢ばかりなのだ。


何が大人だって事を証明するのよ?
どちらかというと子供じゃない。


だけどそんな姿に私は笑みさえ浮かべてしまうほどだ。



「お昼はファストフードが食べたい」


という私の願いを蓮見さんはすんなり聞いてくれて、
だけどいろんな種類を食べたいとか言うから
たくさん買い込んでしまった。


「おなかいっぱい~」

「諦めるな!」