「ちょっと、子供扱いしないでもらえますか?」
「だって子供だろ?」
「そ、そりゃああなたからしたら子供かもしれませんけど」
「まぁその子供と結婚するんだから俺も相当変わってるよな」
芝生に着くといきなり蓮見陸人はごろんと寝転がった。
動く気配はないので、仕方なく私もその隣にハンカチを敷いて座る。
周りにはあちこちで子供たちの声が聞こえてくる。
お父さんとサッカーしたり、キャッチボールしたり。
自転車の練習をしたりと、やはり家族連れが多い。
「あぁ~やっぱりいいよな、天気のいい日にこうしてるのは」
ぐーんと背伸びをして気持ちよさそうな蓮見陸人。白いシャツが汚れちゃうのに
お構いなしにごろごろしている。
「汚れちゃいますよ」
「別にいいんじゃねーの?それにここんとこずっと忙しかったんだ」


