門を出ると、既に蓮見陸人の車が止まっていた。
少し急ぎ足で車まで向かうと
蓮見陸人がおりて私を助手席に乗せてくれた。
..こういうところは紳士っぽいかな?
私が乗ったのを確認してからドアを閉めて、自分も乗り込む。
「おはよう」
「..おはようございます」
私服姿はいたってシンプル。白いコットンシャツにインディゴデニム。
シンプルだけどむかつくくらい似合ってる。
..なんかむかつきます。
「何?じろじろ見てんだよ」
車はいつの間にか動いていた。
視線を外に移す。
窓越しの景色がいつもとは感じが違って見えるのは気のせいかな?
「別に何も見てません」
「ふーん」


