それからメールは来ることはなくて。
諦めてくれたのかな、そう思っていた金曜日。
放課後、今日は三人であのカフェに行くことになった私は
うきうき気分で玄関で靴をはきかえた。
「ねぇねぇ、何食べる?」
「何があるんだろう?甘いものが食べたいかなぁ」
「じゃあ今日は孝大のおごりっていうことで」
「はぁ?信じらんねぇ。なんで俺がお前におごらないといけないんだよ」
二人のやりとりを笑いながら見ている私に、
外にいる子たちの会話が耳に入った。
「ねぇ誰か先生呼んできた方がいいんじゃない?」
「でもあんなにかっこいい人だよ?」
「だけど!学校関係者じゃなさそうだし」


