「...陸人さん」 「なんだよ」 「会えて嬉しかったです..」 悔しいけど。驚いたけど、勝手に来てむかついているけれど。 今、ここで陸人さんに会える事が出来て嬉しい。 陸人さんはこちらを向くと私の頭に手を乗せた。 「りくと、さん?」 「嬉しかったんだ?」 「あまり、意地悪なこと言わないでください」 「いいじゃねえか。事実なんだろ?」 「そう、だけど」 「それに、俺だって心配してんだよ」 心配? 陸人さんが一体何を心配するっていうの?