腹黒王子様とお見合いした結果




「それでは今から研修旅行で活動する際の班を決めようと思います!」



翌日のロングホームルーム。みんなが浮足立っている中、
委員長の言葉でクラスのみんなの声がいつもよりもにぎやかになる。


行動するのは各クラスそれぞれ男女二人ずつの4人。
決める順番は男子と女子でそれぞれ決めてそれから
どう組み合わせを最終的にくじで決めることになった。


女子のグループは私と昌ちゃんが一緒。あとは男子なんだけど。


ちらりと見ると、中条君と宝生君が一緒に組んでる。
まあ最近、クラスでもよく話すところを見るし、
そうなるだろうな、って思ってた。


中条君とはあれからびっくりするくらい何もなくて、お互い挨拶もしない。


あの出来事がまるで夢だったんじゃないかって思うくらい。


中条君が一体何をしたかったのか、分からないし。知るのもなんとなく怖くて
正直私自身も避けていたところもある。



いつかは..訊かないといけないのかな、その理由も。