腹黒王子様とお見合いした結果



「千草、ごめんね。私あんな事を言って」


「ううん、私こそ、心配掛けてごめん」


「ほんとだよ!でもさっき言った事。
心配してるのは本当だからね。
私も孝大も」

「そうだぞ、いつでも相談に乗るからな」


「うん、ありがとう」


二人は本当にいい友達だ。
優しいだけじゃない、ちゃんと私がいけないところも
言ってくれる。


私ももっとちゃんと二人に向き合わないと。


「解決したところで、荷物とりに行ってくるね」

「俺も行く」

「昌ちゃん、宝生君、ありがとう」


二人は笑顔で保健室を出て行った。
廊下で何か言い合いをしてるのがこちらまで聞こえてくる。

しんと静かな保健室。
先生も職員室に用事が出来たみたいで行ってしまった。



今、ここにいるのは私だけ。