君の全てを誰よりも愛そう






「・・・なんだろう、これ」



服を脱いで、コウくんから受け取ったパーカーと一緒に洗濯機に放り込もうとしたとき。


一枚の紙が足元に落ちてきた。


四つ折りになっている、ピンク色の紙。


捨てていいのかなぁ?


確認するだけならいいかな。


そう思ってその紙を開いてしまった。



「電話番号とアドレス・・・?」



一番下に書いてあったのは・・・


連絡待ってるわ、恵。




「恵さんからだ・・」



コウくんの、元カノさん・・・。


私なんかよりも、全然大人で色っぽくて。


敵わないところばかりだった。


初めて恵さんを見た時、少し怖かったの。


コウくんへの気持ちが、まだあるんだなって分かってしまったから。