あまりの眩しさに目を開ければ・・・
「おはよ、紗絵」
「コウくん・・・」
目の前に優しく笑うコウくんがいた。
「帰ろうか、家に」
私の前髪を優しく払ってくれるコウくん。
あの光は・・・コウくんだったんだね。
「うん、帰りたい」
「よしよし、一日よく頑張ったな!偉かったよ、紗絵」
私の頭をワシャワシャと撫でてくれた。
子ども扱いされてるのに、全然イヤじゃなくて。
むしろ嬉しい。
本当に朝一番で迎えにきてくれた。
お家に帰るために荷物をまとめれば、コウくんがそれを持ってくれた。
「どした?」
コウくんの手をぎゅっと握る。
「ううん、コウくんだなぁって思ったの」
「なんだそれ」
ははっ!って笑いながらぎゅって優しく握り返してくれるコウくんの優しい手が、大好き。
あの光と同じくらいあったかいこの手が、大好き。
コウくんが、大好き。


