君の全てを誰よりも愛そう




ドサッ



「コ、コウくん・・・」

「ん?」

「ここ、キッチンだよ・・・」



・・・やべぇ。


いつのまにかキッチンの床で紗絵に覆いかぶさってた。


俺の理性どこいった。




「わりぃ・・・。このままだと襲いたくなるから寝るぞ。まだ起きるには早い」

「うん」



押し倒した紗絵を抱っこしてそのままベッドへ。


相変わらず軽いな・・。


もっとちゃんと食えっての。



「あの・・くっついて寝てもいい?」



珍しく紗絵がそんなことを言った。


んな可愛いこと言われたら・・・また理性がやられかねない。


けど、なんとなく紗絵が不安定な気がして紗絵に腕を差し出した。



「ん、いーよ。おいで」



けど、紗絵さん?


首元でスリスリすんのは色んな意味で反則だと思うぞ!!まじで!!



「・・・コウくん大好きだよ・・・」



・・・恵さんの話をしようかと思ってたけど、起きてからでいいか。


やっぱり、紗絵がおかしい。



「俺のが大好きだ」



とにかく紗絵をぎゅっと抱きしめて眠ることにした。


紗絵の心がまるまる分かるわけじゃないけど、今日の紗絵の気持ちが不安定なのだけは分かったから。