君の全てを誰よりも愛そう




「コウくん・・・」

「ん?」

「・・・したい」


紗絵がボソッとなんか言った・・・。



「なんて言った?」



ぎゅぅぅぅっと俺に抱き着いてる紗絵の腕に力が入るのが分かった。


照れてるときにするやつだな、これ。



「ちゅー・・したくなっちゃった・・・」



ぐはぁ!!


俺、ノックアウトだ・・・これは。



「紗絵さん、可愛すぎマス・・」



お、俺が照れちゃうじゃねぇかよ。


いつだって、俺の心を動かすのは紗絵だ・・・。


マジで好き。



「こっち見て、紗絵」



遠慮がちに俺を見上げる紗絵の瞳が潤んでる。


恥ずかしいんだな・・。


俺もちょっと恥ずかしいぞ。


紗絵の前髪を横に流して、そのまま頬を包む。


目、泳いじゃってるし。


ちゅっとキスを一回落とす。



「・・・・・もう一回」

「言われなくても」



俺もこれじゃ足りないし。



「んぁ・・・」



大人なキスをすれば可愛い声を漏らす。


我慢してるのに、煽んなよ・・・。