君の全てを誰よりも愛そう



「コウくんおかえり」



シャワー浴びてキッチンに来たら紗絵がいた。



「あ、悪い。起こしたか?」

「んーん、喉かわいて起きたらシャワーの音したから・・会いたくて待ってたの」



ちょっと照れくさそうに俺に水を差し出してくれる紗絵。


だあぁああ・・・。


抱きしめたいっ!マジで。



「さんきゅ」



俺が風呂上がりにかならず一杯水を飲むことを知ってからは風呂上がりに水を用意してくれちゃう紗絵。


かなり健気で可愛い・・・。



「しゃがんで?」

「ん?」



紗絵の言われたとおりにしゃがむ。



「ははっ、さんきゅ!」



肩にかけていたタオルで紗絵が俺の頭をワシャワシャと拭いてくれた。



「体冷やして風邪ひかないでね?」

「ん。じゃー・・紗絵があっためて」



立ち上がって紗絵をぎゅっと抱きしめる。


楽に俺の腕の中に納まってしまう紗絵。


めちゃくちゃ好きだって実感する。


紗絵とならどんな暗闇だって歩いていける・・・。


もちろん俺が紗絵の手を引いて明るいとこに連れてってやる気持ちでいるけど。