君の全てを誰よりも愛そう



「本当にファミレスでいいの?今日くらい贅沢していーぞ?」

「いいの!コウくんと食べればなんでも御馳走だよ~」



紗絵って本当贅沢言わないな・・。


それどころか俺と暮らすようになってから安いスーパーで買い物してきてくれたり、


時間ないときはお茶漬けでもいいって言ってくれちゃうし。


入学祝いくらい豪華なもんくわせてやりたかったのに。



「あ、これおいしそう・・・」

「それパフェだろ?最後食っていいから先に飯だ!」



デザートみてキラキラしちゃうのも健在。


可愛いやつめ。



「あれ?高木じゃない」



メニューを注文して紗絵と二人で待ってたら声をかけられた。


・・・・・なんでここにいるんだ。



「恵さん・・・」

「久しぶりね?あら、妹さんなんていたかしら?」

「妹じゃないよ、紗絵は」



何で元カノがここにいるんだよ。


しかも、初めての彼女。



「・・そう。高木に連絡とろうとしたら全然電話繋がらないんだもの」

「俺は恵さんに用はないよ」

「冷たいのね。まぁいいわ・・・。邪魔したわね」



去っていく恵さん。


相変わらずクールだな。


ま、もう関係ない。


過去の人だ。俺にとっては。