君の全てを誰よりも愛そう




「入学、おめでとう!今日から君たちの担任になりました、池上一真です。今日から一年間よろしくお願いします。保護者の皆様、大切なお子様を預からせていただきます。精一杯努めますのでどうかよろしくお願いいたします」



保護者もそれぞれの教室に移動して教室の後方からHRを見守る。


若い先生が担任になったもんだな・・。


それはいいけど、男ってのが!紗絵・・俺と付き合ってるくらいだからあんくらいの先生ならアリなのかもしんねぇし!!


割とイケメンだし。しかも母親受けばっちりだな。


心、せまいぞ俺。落ち着け。

ってか!紗絵の横の席の爽やか少年・・・。


こんだけ保護者の目があるのにやたら紗絵に話しかけてんな。



「今日は配布物を配って解散しますが、明日は自己紹介するので考えといてください。じゃ、荷物持って解散!!」



今日はこれで終わりか。


じゃあ紗絵と正門のとこで写真撮って飯くいに行こっと。



「コウくん!」

「ん、教科書重そうだな~。俺持つよ」



ぎっしり教科書が詰まってる紙袋を受け取って昇降口へと向かう。



「あのね、中学一緒だった子が同じクラスなの。あんまり仲良しじゃなかったんだけど、今日はなしかけてくれた!」



もしかして、爽やか少年のことか?


ちょっと、嫉妬・・。


けど、紗絵のニコニコ笑顔みてたら本当に嬉しそうで俺まで嬉しくなった。



「よかったな!明日からも楽しみじゃん?」

「うん」

「じゃ、写真撮ったら入学祝いのごはん食べいくか!」

「ほんと!?やったぁ」