「じゃあまた明日ね、近藤くん」
「またな!気を付けて帰れよ~」
入学式も終わって、初めてのHRも終了。
事あるごとに佐伯に話しかけていたおかげか、名前を憶えてくれた・・・!
うっしゃー!
「野瀬は・・・っと」
俺もそろそろ帰ろうと思って野瀬を探してキョロキョロ。
「ははーん、恋する男の顔だなぁ」
どうやら女と話し込んでいるらしい!
邪魔しちゃいけねーし、帰るか。
入学式ということもあって女子は結構家族と帰っているようで、教室にいる人はかなり減った。
ま、男はほぼほぼ友達同士で帰ってるけどな!
佐伯も家族と帰ってんのかな。
「ん?あれは・・佐伯と・・イケメン・・!?」
正門まで足を進めると、さっき別れたばかりの佐伯の姿が目についた。
その佐伯の横にはめっちゃイケメンな兄さんがたっている。
両親らしき人物は見当たらないけど、お兄さんが代表できてる・・・とか?
そのへんは家それぞれだよな!
「あれ?なんか二人して困ってそうな気がする・・・佐伯~何してんの?」
思わず声をかければ佐伯が俺の方へと振り向いた。
「あ、近藤くん。写真誰かに撮ってもらおうかと思って、探してたの」
兄さんと仲良しなんだな!
そんなこと思っていれば、横にいた兄さんと目が合って
「よければ俺が撮りますよ!」
「ありがとう。助かるよ」
イケメンスマイルを向けられた・・・。
大人の雰囲気出ててカッコイイ人だな!
「近藤くんだっけ?ありがとうね。明日から紗絵のこと友達としてよろしくな~」
「了解っす!俺、佐伯と仲よくなりたいんで!是非」
「コウくん!行こう!お腹すいちゃった。近藤くん、写真ありがとうね」
「だな。じゃあ、本当ありがとうな近藤くん」
そんなこんなで写真を撮り終えて、佐伯と兄さんはこの場を去って行く。
兄さんを名前呼びって仲睦まじい!!
本当に仲良しな兄妹なんだな!!
一つ、佐伯のことを知れたみたいで結構嬉しかったりして。


