ルンルンでクラスに向かう俺と野瀬。
野瀬の好きな女の子も同じクラスみてーだ。
小学生の頃から好きらしいけど・・・失恋確定だとか言っていた。
でもまだ好きなんだって。
そう言った野瀬の姿が俺の目に焼き付いている。
恋っていうのは・・楽しいことばっかりではないんだなぁと実感させられたから。
「じゃ、俺の席あっちだから」
「おう!あとでな~」
とりあえず自分の席につこうと思ったら・・・
すでに佐伯が着席してる!
お、おおおおおはよう!よろしく!って言う・・ぞ。
ってそんなに力んでもいいことねーよな。
自然体に・・・自然体に行くんだ。
「佐伯、おはよ!」
「えと・・・?」
「俺は近藤ってゆーんだ、よろしくな」
ようやくスタート地点にたてる、俺の初恋。


