家につき、ただただ抱きしめ合ってキスをする。
そのことがこんなに幸せだって感じるのは・・・紗絵とだからだ。
紗絵といて、触れあうことが一番の幸せで願い。
一緒にいればどんなことも乗り越えていけるはず。
「ねぇ、コウくん・・・」
「ん?」
「すごくね・・・コウくんが欲しいの」
紗絵・・・。
「ん、俺も紗絵が欲しい」
きっと、今の気持ちは同じ。
熱っぽい紗絵を、ゆっくりベッドに押し倒す。
「んっ・・・」
今までみたことのない紗絵に俺の理性は爆発寸前なわけで。
それでもやっぱり紗絵を大切にしたくて、優しく優しく触れていく。
「いたっ・・・」
「紗絵っ・・やめるか?」
初めての痛みに顔を歪める紗絵。
「やだ、やめないで。幸せだから・・・」
「紗絵・・・俺も幸せ」
紗絵の瞳から零れ落ちる涙を拭ってから抱きしめる。
本当に、本当に愛しくて仕方ない。
この気持ちをどう表せばいいんだろうか。
俺の背中に手を回す紗絵。
たまらず抱きしめる力を少し強めた。
「大好き・・・」
「ん、俺も。だけど・・・」
大好きって言葉に嘘はない。
だけど、それよりももっと大好きで。
最上級の愛の言葉は
「愛してるよ、紗絵」
やっぱりこの言葉だと思うんだ。
俺が紗絵の涙に触れれば、紗絵は俺の頬に触れて
熱っぽい視線で俺を焦がす。
この先ずっと紗絵が愛しくてたまらないんだろうな、俺は。
「愛してる、コウくん」
この日はずっと紗絵を腕に抱いて眠りについた。


