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気がついたら花畑にいた。
先程まで苦しくて苦しくて……
ジアは死んでしまったのだろうか。


ふいに、風がふいては綺麗な花が揺れた。

誰かが花畑の奥に立ってる。


背が高くて、黒色の髪の毛が揺れている。


「誰……?」

私の声に気がついたのか、こちらを向く男。


頭に2つの小さなこぶ。