自分の腕にナイフで傷をつけて溢れてくる血を少女に飲ませた。 僕の血はかなり強力な魔法がかかっている。 「汝の体の一切の魔法所有権を私に移行する。」 この魔法は印を僕のものにして、少女から消すものだ。 少女の首についていた黒色の印が消えて代わりに赤い印が刻まれる。 この印は首を締めることはない。 僕の魔法を使った標だ。 少女は先程の呼吸が治まり、安らかに目を閉じた。 僕は安心した。 「早く目を覚まして…… 僕の魔法を分けてあげるから………。」