「リアトリス、僕はちょっとハーブをとってくるから木苺の下準備お願い。」 リアトリスは音に気づいていないらしく、元気に返事をして館の中に入っていった。 この頃、化け物や人外を捕まえてコレクターに売る魔法使いがよくやってくる。 魔法をかけて無傷で返してやるのも、もう何回やっただろうか。 リアトリスに危険が及ぶのは避けたい。 今回は危ない奴じゃなければいいな。 なんて思っている僕の目に飛び込んできた光景に思わず声が漏れた。 「え!…………………どうしてこんな所に?」