ゴメンね! 一生の片想い

大好きなんだよ…


でも、それが伝わらない。

最悪…「夏井さん。聞いてますか?この問題の答え答えてください。」


「せ、先生すみません。聞いてませんでした。」

「はぁ…聞いてないのはダメだぞ~?じゃ、涼!」


「はーい。」


先生はあたしのとなりの涼をしめいした。








キーンコーンカーンコーン



「「「さようなら!!」」」



あたしのクラスは101、102、103で礼をするくらい先生が厳しくて熱血教師。


「ねぇ~涼~?昨日母の日だったでしょ?涼はなにあげたの?」

「花束だけど………」

「あたしはバッグ。」





こんな会話しているとき


「あ、夏井だ。あ、そーしーてー前に夏井の好きな人だー祐介~」

「やめてよっ!!もう知らない!」


あたしは諦めてしまった。

本当はね………いや、いーや。


「夏井。祐介が!!夏井の事嫌いなんだって~!夏井が祐介に無理矢理やってたんでしょ!!!祐介可哀想だよ!!」



こんなことを叫ばれた。


そう。こいつはゆうゆう



近所の人。


あたしは泣きたくて泣きたくて。


だって恥ずかしくない?


大声で叫ばれてでも………恥ずかしいより悲しいの方が大きかったかもしれない。

嫌いなら自分からいってほしかった。

だって祐介はあたしの大切な人だもの。

嫌いならはっきりあたしの前で言って。






でも………それは………祐介を苦しめるだけ


あたしと話したくない?


そんなんならもうっ…学校なんか行けないよ


だって合わす顔がないもん。



「あ~。」

「夏井~。」



ふと後ろから聞こえた声。

涼だった。



「何?」

「夏井ダイエットしたら?そしたら、痩せたら、可愛くなるよ。」



え………?



あたしはデブだ。

小学にして65㎏だ。




この言葉があたしの運命をかえた。