そん時パッと現実に戻ってきた気がして

目の前には点滴を交換してる看護婦さんがいて

「岩崎明菜さーん、意識戻りましたか?
ここどこか分かりますか?」

「病院…。
あっ!春樹…冨山春樹は何号室ですか?!」

「ICUにいるわ
とりあえず、親御さんがもうすぐ来るはずだから点滴終わるまでここにおってね」