チャラい×真面目=事件!?

「滅多に、ってなんだよ!俺はいつもやる気に満ち溢れているんだ。敬語も使えない奴に言われたくねぇよ!」



「使えない、じゃなくて、使わないだけよ。敬う人間ぐらい自分で決めるわ。」


「んだと?!」


「なにか?!」



イガミ合い方が小学生だ。



「全く……。あれが俺の部下だと思うと頭が痛い。」


「午戸兎さん。お疲れ様です。」


「おう、お疲れ。色平、指示してあれだが、無理するなよ。」


「戌籏さんとさみちゃんにも言われましたし、大丈夫ですよ。」



この人達は過保護だ、と色平は思う。



確かに、病み上がりではあるが、退院してからだいぶ経つ。医者からはもう現場に出ても良いと許可も出た。


なのに、いまだに事務処理の割合が多いのだ。



「(大切にされている、と感じるから嬉しいけどね。)」



午戸兎の班に来たのは、普通の人事異動だった。


警察官でなくても、人事異動というものはほぼ強制的だ。


それでも、来て良かったと思う。