「……あの!」
拳を握り、意を決した様に色平は顔をあげる。
「私も上郡さんのことが好きです。上郡さんと一緒に人生を過ごしたい。こんな私で良ければよろしくお願いします。」
「………………。」
「ぇ?ぁの……?か、上郡さん……??」
一世一代の告白をしたにも関わらず、無言でしかも抱き締めてきた上郡に色平は物凄く戸惑う。
しかし、上郡は抱き締めるしかなかった。
顔をあげ、照れた様に、はにかみながら話した色平。
色平本人は無自覚だろうが、上郡にとっては効果は絶大。
だから、格好を付けたい上郡は、今の締まりが無い顔を色平に見られたくはなかったのだ。
しばらくして気持ちが落ち着き、ふと我に返った上郡が把握した己の状況。
最初の一言以降、色平が上郡のされるがままで声もかけなかったので、上郡には自分の行動に全く自覚が無かった。
顔を隠す為とはいえ、色平を抱き締めたことに。
認識した途端慌てふためき、色平と無意味な謝り合戦になったのは、言うまでもない。
再び現れた、妙に勘の良い看護師に茶化されるまで続いたのだった。
拳を握り、意を決した様に色平は顔をあげる。
「私も上郡さんのことが好きです。上郡さんと一緒に人生を過ごしたい。こんな私で良ければよろしくお願いします。」
「………………。」
「ぇ?ぁの……?か、上郡さん……??」
一世一代の告白をしたにも関わらず、無言でしかも抱き締めてきた上郡に色平は物凄く戸惑う。
しかし、上郡は抱き締めるしかなかった。
顔をあげ、照れた様に、はにかみながら話した色平。
色平本人は無自覚だろうが、上郡にとっては効果は絶大。
だから、格好を付けたい上郡は、今の締まりが無い顔を色平に見られたくはなかったのだ。
しばらくして気持ちが落ち着き、ふと我に返った上郡が把握した己の状況。
最初の一言以降、色平が上郡のされるがままで声もかけなかったので、上郡には自分の行動に全く自覚が無かった。
顔を隠す為とはいえ、色平を抱き締めたことに。
認識した途端慌てふためき、色平と無意味な謝り合戦になったのは、言うまでもない。
再び現れた、妙に勘の良い看護師に茶化されるまで続いたのだった。



