「争った時に落としたのだと思いますが、色平さんの携帯が中央付近にある資材の隙間から見つかりました。ですが、変なんです。」
「何がだ?」
「発見時、午戸兎さんへの発信画面だったんです。かけた記録は残っていませんでしたから、かける前だったみたいですが………」
「何故俺に電話しようとしたか、か?」
「ええ。携帯には色平さんの微量ですが、血液も付着していました。念の為、救急隊員にも話を聞きましたが、色平さんは殴られて刺されたと。そして、殴られたのは位置的に背後から振り向きざまのようです。ですから…………」
「携帯を取り出している暇なんてないわね。」
「付着している血液が微量ってことは、殴られた時のものですよね。」
「何で、犯人に襲われる前に午戸兎さんにかけようとしたか………」
何故、色平が殴られる前にも関わらず、午戸兎へ連絡を取ろうとしたか。
その理由を、今この場にいる誰一人として、その理由を知る由しも無かった。
何故なら、散乱した資材と血溜まり以外、倉庫内には何も無かったのだから。
「何がだ?」
「発見時、午戸兎さんへの発信画面だったんです。かけた記録は残っていませんでしたから、かける前だったみたいですが………」
「何故俺に電話しようとしたか、か?」
「ええ。携帯には色平さんの微量ですが、血液も付着していました。念の為、救急隊員にも話を聞きましたが、色平さんは殴られて刺されたと。そして、殴られたのは位置的に背後から振り向きざまのようです。ですから…………」
「携帯を取り出している暇なんてないわね。」
「付着している血液が微量ってことは、殴られた時のものですよね。」
「何で、犯人に襲われる前に午戸兎さんにかけようとしたか………」
何故、色平が殴られる前にも関わらず、午戸兎へ連絡を取ろうとしたか。
その理由を、今この場にいる誰一人として、その理由を知る由しも無かった。
何故なら、散乱した資材と血溜まり以外、倉庫内には何も無かったのだから。



