ていうか、敬斗、うちに何の用だったんだろう…?

-次の日-

私が起きて、歯磨きをしていると…

ピンポーン

インターホンが鳴った。

ん?誰だろう??

ガチャ「はーい」

「っ!!敬斗っ? どうしたのー?」

「どうしたのって…迎えに来てやったんだよ。早く支度しろ。」

「!!わっわかった!すぐ、準備してくるね!」

びっくりしたー。敬斗が私を迎えに来てくれるなんて、ちょー嬉しい!!

だって、いつもは、迎えに来いっていうメールが届くだけだったのに!

あれ、ちょっと待って、敬斗が迎えに来るほど、急いでたってことじゃ…⁉︎

やっ、やばーい!!私はすごーいスピードで、支度を済まして、家を出た。

「おまたせ!!」

「おせーよ。」

「やっぱり、なんか、急いでたんだよねっ!ごめん!これでも、急いだつもりだったんだけど…あっ!これからは、急いでる日とかは、ムリして、私と一緒にいかなくても,いいからね!!私、敬斗に迷惑かけたくないし。」

「は?別に急いでなかったけど?」

「え?なんか、用事かあったんじゃないの?」

「用事?そんなのなかったけど。」

「ええーーー!!そうなの??なにそれ⁉︎私、急いで損したじゃん!」

「は?別に俺は待ち時間減ってラッキーだったけど?あと、お前今さ…やっぱ、いいや。」

「え?その、最後のやっぱ、いいって、なに?気になるじゃん!」

「やっぱりいいって、いってんだろ。」

「教えてよー気になるじゃん!!」

「それは、あれだよ。ほら、お前、今さ
急いでる日とかは、無理して一緒に行かなくて、いいとか、言ってただろ」

「うん、」

「そんなの、俺が、決めるんだから、お前が、急いでる日は、一緒に行かないでもいいとか、決めんなって、言いたかったの。」

「うっ、うん。でも、急いでる日は、本当にいいからね!」

「はぁー。お前さ、何で俺が毎日毎日お前と一緒に学校に行ってると思う?」

「え?幼馴染だからじゃ、ないの?」

「は?ちげーよ。」

「え?じゃあ、どうして?」

「知りたい?」

敬斗は、不敵な笑みを見せた後、私に、近づいてきた。

なにか、柔らかいものが、私の唇に当たった。

「んんっ!」

ちょっと!私今、敬斗にキスされてる⁉︎

「ちょっと!んんっ 」

私が、振り払おうとしても、敬斗は、お構いなく、私の唇に、キスしてくる。

「これで、分かった?」

敬斗は、やっと唇から、離れてくれた。
それも、余裕な笑みで。

私なんて、今、100%顔真っ赤だ。

「姫ノちゃーん?顔真っ赤だよ?どーしたのー?ニヤ」

「んんっ///」

もうっ!!敬斗のばかーーー
ばかばかばかばかばか!かば!(かばww)

「敬斗のかば!」

あ!私、かばって、いっちゃったー

「姫ノ、学校いくぞ。」

「う、うん。」