懺悔部屋~脱出法は仲間を傷つけ食べること~

「いやだ……いやだいやだいやだ!! なんなのこの建物! なんでドアが勝手に閉まるの! なんであたしの部屋が再現されているの! なんで……嵐君が額から血を流しているの……!!」


突然彗がその場にうずくまり、絶叫を始めた。


「彗、落ち着いて!」


百合が彗の背中を強くさする。


「僕は……血が苦手なんだ……。うっ……」


彗の悲鳴をきっかけに、良が耐えかねたようにシンクへ嘔吐した。


「彗、あたしたちだってなにもわからないんだよ」


春姫が彗を見下ろして言う。


その冷たい口調に彗が春姫を見上げた。


彗を責めるような視線を向けている春姫も、青い顔をしている。


それに気が付いた彗はグッと下唇をかみ、うつむいた。


再び部屋の中に沈黙が下りる。


と、その時だった。