「ふざけるな恥をかかせないでくれ!」 バシッ 平手打ちがとんできた。 そして奥から義母が出てきた。 無表情で冷めた目であたしを見る。 いつもこう。 家では虐待の嵐。 でもこの家を出て行くことはできない。 だってこの家は… 私が大好きだったお父さんとお母さんの家だから。 あたしの部屋には2人の仏壇がある。 あたしが出て行ったらこの家は完全に潰されて仏壇も捨てられるだろう。