部屋中に響きわたる、元気な産声。
「直!!生まれたよ!!
おめでとう!!!」
「直ちゃん、お疲れ様。
元気な女の子よ!」
「直、お疲れ様!
よく頑張ったな。」
私の手を握りしめるたっくんの嬉しそうな顔を見て、とても幸せだった
胸の上でスヤスヤと眠る娘は、たっくんによく似ている
「ふふ、“パパ”がいてくれたから、頑張れたよ。
ありがとね。
手、すごい赤くなっちゃったね、ごめんね?」
私が叫びながら握り続けたたっくんの手は真っ赤になっている
「はは、直にこんな力があったなんてな。
あ、目開けた!!
目は直に似てる。可愛いな~!」
