どのくらい痛みと闘っているのかも分からなくなるくらい、強い強い痛み
何度も何度も意識を失いそうになる
気がついたら分娩台の上にいて、隣にはたっくんと沙織の姿。
「直、もうすぐだよ!!
ゆっくり息してー!」
「っつ、んっ・・・・・。
はぁ、はぁ、んんっ・・・・・・・・・・!」
「直、ゆっくりゆっくり。
息早くなってるよ、俺に合わせて。」
頭では分かっていても、呼吸を整えることが出来ない。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・・・・・!!」
「加奈子先生すいません、酸素マスクお願いします!」
たっくんが加奈子先生から受け取った酸素マスクを、口に当ててくれる
「直、ゆっくりゆっくり・・・・・。
大丈夫大丈夫・・・・・。」
「直ちゃん、もう赤ちゃん出るからね~!!
はい!力抜いて!!」
「んんんんーーーっ!!!!」
