「玉!」
「ん?」
「今日!この後予定ある?」
「え?
特に予定はないけど?」
「みつの幼なじみちゃんが働いてる居酒屋にさみつと渉とで行くんだけど玉も行かない?」
「行く…」
「おぅ!」

「行こうか」
暫く歩いているととある居酒屋の前にみつがいた。

「ガヤ!」
「みつ」
「お、玉もいたのか?」
「ん…」

店の中に入ると…
注文を受けに来た紗来と同じくらいの女の子が来た

「は?えっ、な、何で…」
「驚きすぎじゃね?」
「百面相になってる(笑)」
「優香、こいつら俺のメンバー」
「よろしく」
「よろしく……」
「あ、えっとー…木都優…」
「知ってるよ」
「みつに耳にタコができるほど聞かされてるから」
「おい」
「本当、可愛い」
「あ、赤くなった」
「可愛いー」
「宏光のばか、これメニュー」

そう言ってメニューを受け取ったみつは適当に注文すると暫く俺は話していると…


「おまたせしまし…た」
「………」
前を見ると、そこにいたのは。
「紗来?」
「お、お兄さん!」
「久しぶり!」
「裕太の知り合い?」
「ん、まぁね」
「そっか、可愛いね」

「………」
「ねぇ、みつ?」
「んー?」
「みつは優香ちゃんが好きなの?」
「ゲホゲホ…何でそうなんだよ!」
「見ててそんな感じがしたから…」
「玉は? 」
「俺は、まだ分かんないけど、紗来が気になる」
「ふーん」

「トイレ行ってくる。」
「お、いてらー」
トイレと見せかけて紗来を待ち伏せしていた。

「お兄さん…?」
「俺、お兄さんじゃねぇーし」
「ご、ごめんなさい…」
「玉森!」
「えっ?」
「俺の名前は、玉森裕太」
「よろしく……紗来」
「は、はい」
「後、これ」
俺はメアドとケー番を書いたメモを渡した。
「えっ?」
「傘の御礼したいんだけどダメかな?」
「そんなの、あれは私がしただけで」
「じゃぁ、買い物付き合って?」
「え?」
「だ、だめ?」
「は、はい…(///_///)」
「じゃぁ後で連絡するね?」
そう言ってみつたちの元へ行った。