チョンジェ村のテチ

グッチさんは、今日もお酒を飲んでいました。


「なんだ、テチ。何か用か?」

お酒の臭いが、テチにふきかかります。


「あの…えっと…、ゴメ…い…」


テチは必死に謝ろうとしますが、グッチさんが怖くて、うまく喋れません。


「何だ!!言いたいことがあるなら、ハッキリ言わんか!!!」

また、テチに怒鳴ります。

テチは、ちっちゃい体いっぱいの勇気を振り絞って、グッチさんに、負けない大きな声で言いました。

『早く、おケガ治してね!!!』
そう言って、テチは走ってお家に帰りました。


初めてテチの大きな声を聞いたグッチさんは、とってもビックリしました。


そして、とっても大きな声で笑いました。