巧は混んでる場所が大嫌いなんだっけ…。 なのに…、あたしとは 行こうとしてる。 きっとあたしがお祭りとか大好きなの知ってるからだ。 巧の小さな優しさが身に染みた。 罪悪感でいっぱいになる。 あたし、本当に先輩と一緒に行っていいのかな…。 でも…。 利美もいるし…。 悩んだ結果、利美もいるし、行くことに…。 ズルイ女だよね…。 そんなことを考えているといつの間にか眠りについていた。 そして数日後。 今日は先輩と利美とお祭りだ♪ 浴衣を来て利美の家に向かうと、玄関に先輩がいた。