紗耶香の好きな奴は先輩だし、辛い思いもいっぱいしてると思う。 だから少しでも支えになりたい。 ―ピンポン 「巧ーっ!迎えに来たぞーっ!」 親友の悟(さとる)が迎えに来たみたいだ。 俺は急いで玄関に向かった。 「遅れて悪ぃ。」 俺は意外と無口でクールっぽい性格。 そんな俺は紗耶香が好きな先輩と正反対で…、 フラれるよな。 「今日、告んだろ。……頑張れよ」 悟は俺の肩をぽんぽんと二回叩いた。 ま、お前なら平気か。 と付け足して。 俺で平気なら苦労してねーっつの。